HSEセミナーは「本物の薬局・薬剤師」を考えるべく2010年1月にスタートしました。東日本大震災や新興感染症による中止もありましたが、本年で15年目150回の開催を超えることが出来ました。
薬局運営に関わる情報の他、医療・介護そして小売業の視点から様々な講師をお呼びしています。お呼びした講師は200名を超え、情報量は薬局業界ナンバーワンのセミナーとなっています。
詳細
開催日:2025年2月14日(金) 13:00~17:00 / 15日(土) 10:00~12:00
※HSEセミナーは2日間開催のセミナーです。
場 所:ビジョンセンター田町 5F 「502」
JR田町駅または地下鉄三田駅よりすぐ
費 用:50,000円(税別) (同一法人の場合、お二人目から25,000円)
※お申し込み後のキャンセルに伴う返金にはご対応できませんので、ご確認の上お申込みくださいませ。
第157回HSEセミナー
第1講義
「今、求められている医療系法人の経営改革とDX」
宮田 俊男 氏 (株式会社Medical Compass 代表取締役 医師/厚生労働省参与)
2025年から2040年に向けた医療体制整備へと時代は移り変わっています。医療・介護ニーズの増加に対し、人材不足が懸念されていますが、骨太の方針2024において医学部定員を今後も増加しないことが名言されています。そうなると求められるのはデジタルを活用した効率化「DX」です。医療財政が厳しい中、財務省の視点は診療所・薬局の経営状況の見える化に矛先が向かっています。タイトルに示す「経営改革」は一体どういう意味なのでしょうか。医療制度の変化に合わせて薬局運営も変化させていく必要があります。そのためには変化の本質を知る必要があります。
第2講義
「患者のための薬局ビジョンの振り返りとこれから」(仮)
山口 育子 氏 (認定NPO法人ささえあい医療人権センターCOML理事長)
薬機法改正に向けた議論がこれから始まります。規制改革等への対応がありますが、一番のポイントは求められる薬局像「薬局認定制度」の見直しです。患者のための薬局ビジョンに従い、健康サポート薬局、薬局認定制度が新設されましたが、共に軒数は伸び悩んでいます。10年近くに渡り薬局に関する検討会の委員を務めてきた講師はこの状況をどう捉えているのかを聞いてみたいと思います。2022年10月時の講演では「薬局薬剤師への最後の期待」というタイトルでしたが、そこから2年。患者視線から薬局は変わったのでしょうか。医療業界への多大な貢献から2024年第20回ヘルシー・ソサエティ賞を受賞。
ヘルシー・ソサエティ賞の詳細はこちら
第3講義
「旅たちまで『生きる』を支援する~終末期に薬剤師が出来る多職種連携~」
島田 顕 氏 (株式会社メディカルガーデン 学術教育部 部長)
超高齢多死社会という避けられない未来への対応が求められます。報酬改定においてもターミナルケアへの体制整備が進んでいます。いま求められるのは「在宅介護」から「在宅医療」への取組と言えるのではないでしょうか。そうはいっても、無菌製剤処理、麻薬の備蓄、時間外対応と一歩が踏み出せない薬局が多いのは事実だと思います。神奈川県海老名市を中心に6000人の在宅医療に関わり終末期医療のも積極的に関わる同社から、現在に至るまでの軌跡とチームビルディングについて伺いたいと思います。一歩踏み出さなければ始まりません。その一歩を踏むための後押しとなるお話を聞いてみたいと思います。
お申込み
お申し込み後、担当者よりご請求書を送付させて頂きます。